一度でいいから、本当に気持ちいいセックスをしてみたい!
と、思ったことはありませんか?
わたしはあります!!!
でも、どうやったら身も心もとろけるセックスができるのでしょうか?
知識や情報も時として必要ですが、大切なのは自分自身を解き放すこと。
「本当にきもちいいセックスを経験しないで死ぬのは嫌だ!」という強い願望(笑)を実現させて生き延びた経験を持つわたしが心に焦点を当てセックスを考えていきます。
心がないセックスはオ〇ニーと一緒
わたしはかつて知識や情報に頼り、勝負下着を変え、体位を変え(笑)、パートナーを変え、幸せを探し、自分の人生に不満を抱いておりました。
当時のわたしは幸せは他人から与えられるものと信じ、セックスも相手に合わせてばかり。
自分はなにがしたいのか、よりも、相手にどう思われているのか気になり、頭をフル稼働していたのです。
相手と身体は繋がっているのに、心がない行為はオ〇ニーと一緒です。
あなたはセックスの際、相手の目を見て、今、その瞬間を味わえているでしょうか?
自分を解放する方法
セックスはコミュニケーションが大切と言いますが、それは相手に限った話ではありません。
自分の心の声に耳を傾け、自分を解放することがとても重要。
自分を解放するとは、「こうすべき」「こうあるべき」という義務や固定観念を捨てること。
でも、「自分自身を解放しろ」と言われても、それができないから、この文章を読んで頂いているのではないでしょうか?
特にパートナーや意中の相手とするセックスは、相手に良く思われたくて「いい女」「いい男」を演じがちですよね。
しかも、その「いい女」「いい男」は、相手が望むものではなく、あなたが勝手に思い込んでいるケースも多いはず。
セックスはコミュニケーションです。
相手がなにを望んでいるのか聞くだけではなく、あなたがしたいこと、して欲しいことを相手に伝える努力はできていますか?
もしできないのであれば、できない理由はなんでしょうか。
「こんなこと言ったら、嫌われてしまう」という恐れや、なんらかの罪悪感はありませんか?
自分の性欲に罪悪感を抱いているのであれば、それ、要りません。捨てちゃいましょう!
性欲を許そう!
マズローの欲求階層説によると、人間の三大欲求、食欲、睡眠欲求、性欲は基本的・生理的欲求です。
空腹で、寝不足な状態のまま活動することが困難なのと同じように、性欲を満たすことは人間にとって大切な行為。
自分の性欲に罪悪感があるのであれば、手放しましょう。
もちろん、人によって食べる量や寝る時間が違うように、性欲にも個性があり、それに対して良いも悪いもありませんよね。
まずは、自分の性欲を認め、楽しんでみましょう。
どこが気持ちいいのか、触って、感じてみる
アダルトビデオやアダルトグッツなどの刺激にはなるべく頼らないで、まずはご自身の身体と想像力を使って自分の身体を探検してみましょう。
罪悪感が邪魔するのであれば、なにに対して罪悪感があるのか、ご自身の身体と心に聞いてみてください。
痴漢やレイプなどの性被害や、性欲をバカにされた、もしくは、親からのしつけなどにより、性欲がある自分自身を罰していたり、マスターベーションに偏見がある方もいるでしょう。
何度も言いますよ? 性欲は人間の三大欲求です。
「下品な自分」「エッチなわたし」で、当たり前。
当たり前を肯定して、「こうあらねば」という価値観から自分を解放しましょう!
無視し続けてきた自分を知ろう!
「〇〇すべき」、「〇〇せねば」という価値観は、あなたが自分を優先したことで、誰かを深く傷つけた経験や、社会や常識を優先した結果生まれます。
しかし、この「〇〇せねば」という価値観によって自分自身を否定し、傷付け、身動きが取れなくなっていませんか?
想像してみてください。
あなたには他人の顔色や評価ばかり気にして行動する上司がいると仮定します。
その上司の指示に忠実に従い働くあなたですが、困った時や問題が起きた際、その上司は責任を取るどころか、すべてあなたのせいにします。
そんな上司に対し、あなたはどんな感情を抱くでしょうか?
通常であれば、不信感を抱き、信頼することはできないはずです。
この上司と同じように、あなたが自分を無視し、他人を優先し続けると、自分に対しての信用、信頼、尊敬する気持ちはどんどんなくなっていきます。
他人に優しく自分に厳しい「良い人」は、自分を犠牲するだけでは飽き足らず、家族、社会、パートナー、一人でいる時でさえも、休むことなく常に自分自身を罰しています。
本来快楽は、安心、安全から生じるもの。
ずっと無視され、罰し続けられている環境にある快楽は奴隷的自己犠牲しかありません。
「どうしていつも自分ばかり」、「どうせ私なんか」と、悲しくなる、
もしくは、
「どうしてできないの?」「なんでやってくれないの?」
と他人に攻撃的になるのであれば、無視され続けたあなた自身(心理学ではインナーチャイルドと呼びます)が拗ねている証拠です。
自分を癒すタイミングが来ました。
あなたのインナーチャイルドに「ずっと無視してきてごめんね」と伝えてください。
魔法の言葉を唱えよう!
鏡の前に立って下さい。
自分の顔を見て、以下の四つの言葉を言ってみましょう!
- 「ありがとう」「ごめんね」「許してください」「愛しています」
これはハワイのホ・オポノポノというヒーリングからヒントを得たレッスンなのですが、「愛してる」なんて急に驚きましたか? ですよね。 それ、わかります(笑)
ですが、この言葉を口に出して自分に言ってあげることは、とても大切。
ずっと長い間、無視され続けていた自分自身の信頼を取り戻すだけでなく、自己肯定感をグンと上げることができます。
「ありがとう」「ごめんね」「許してね」「愛してるよ」
最初は感情が伴ってなくても大丈夫。
大切なのは、無視し続けていた自分自身の本心に気付き、耳を傾けること。
筋トレだと思って続けてみてください。確実に自分に対する評価、信頼が上がっていきますよ!
自分の身体と向き合う
自分に向かって感謝の言葉が言えるようになったら、今度はハダカになって、鏡の前に立ってください。
質問:頭の先から、つま先、後ろ姿まで見て、どんな感想を抱きますか? じっくり観察してみて。
自分の性器を観察する
パートナーには触らせるのに、自分の性器に触れたことも、見たこともない女性はいます。ぜひ、ご自身の目で見て、触ってみましょう!
自分の性器を見て、触った時、どんな感想を抱きましたか?
自分の素晴らしさに気付こう
さて、ご自身の身体をすみずみ観察してみて、どんな感想を抱きましたか?
素晴らしい自分の身体に見惚れましたか?
それとも、自分の身体にダメ出しをしたり、コンプレックスを感じましたか?
あなたがコンプレックスを抱いたのであれば、社会やマスコミが作り上げた常識やファンタジーの中のモデルさんや女優さんと比較したからではないでしょうか?
商品を売るため、経済を回すために作られた他者基準はいったん外しましょう。(「常識」や「普通」について、こちらの記事で深堀しています)
どんな自分もそのまま受け入れる
行きたい場所にいつも連れていってくれる足に、器用に動いてくれる両手に、生まれてから今まで、ずっと動き続けてくれる心臓に、生命の源である性器に。
あなたの身体は、いつも文句も言わず、あなたの要求に応えてくれます。
どのパーツを取っても、かけがえのない、たった一つの身体です。
大切に扱う必要があるし、扱われるべき存在。
両手でご自身の肩を抱きしめたり、さすりながら身体にも言ってあげましょう。「ありがとう、ごめんね。許してね、愛してるよ」。
自分を褒める
世界にたった一つしかないご自身の身体の素晴らしさに気付きましたか?
いいですね。その調子!
どんな些細なことでも、主観的でも構いません。どんどん自分を褒めていきましょう!
「今日も可愛いよ」「キレイだね」
「今日もカッコいいよ」「男前だね」
ナルシスト万歳!
世間がなんと言おうと、自分で自分を褒めまくる!
恥ずかしくても大丈夫! 恥ずかしい自分も含めて、大好きだと伝えてあげてください。
ダメな自分も全部、受け入れて、許してあげてください。
あなただけは自分の絶対的味方だと、自分が納得するまで言い続けてあげてください。
今までずっとダメ出ししてきた何倍も褒めて褒めて、認めて認めて、許して、感謝して、愛してあげること。
ポイントは、他人に自分の価値を求めない! ダメな自分も肯定すること。
どんな自分も愛し、大切にすることはワガママではありません。
ワガママは、誇張した自分を完璧だと思い、自分自身にうぬぼれている状態。「完璧な自分」に酔い痴れているので、完璧でない自分や他者を許せず、批判、評価します。
それに比べダメな自分、完璧でない自分を許し、愛すると、自然と他人に優しくなり、生きやすくなりますよ。
五感を使って生活しよう
住環境を整える
居心地のいい環境に身を置くことは、気持ちいいセックスをするための重要なポイントです。
ごちゃごちゃ物が散らかる不潔な場所と、整理整頓された清潔な場所、あなたなら、どちらの方が安心、安全だと感じますか?
散らかっている方が落ち着く方もいますが、もしもそうでないという方は、是非、身辺を整える所から初めてみましょう!
掃除、断捨離。照明やベッドマットを買い替えたり、インテリアや花を飾る、好きな香で部屋を満たすことなど、部屋を整えてみましょう。
外見を整える
今まで異性にモテるためにオシャレや努力してきたのであれば、自分自身のために外見を整えてみましょう。
洋服、カバン、靴、肌ざわりのいい上質な下着、髪型など、ご自身の身体が快適で満足できるものを選び、着飾ってあげてください。
もちろん、他人の評価を基準にファッションを選ぶのも、一つの選択です。無理せず、ファッションを楽しんで下さい。
身体が欲している物を食べる
気持ちいいセックスをするために、身体の声を聞いてみることも大切。
カロリーや値段、栄養素など、いつも頭で食事を選んでいる方は何を食べたいのか、どんな食事を必要としているか身体に聞いてみて。
その際選んだ食事がジャンクフードであっても、心から食事を楽しむことが大切です。
情報の断捨離をする
スマホやパソコン、テレビで情報を取り入れている間、あなたの脳は他人の価値観に支配されている状態。
多少の情報は必要ですが、ご自身の五感や身体を使う時間を増やしましょう。
性エネルギーと創造性は深く関係しています。
運動や筋トレ、ヨガや瞑想を日常に取り入れたり、ガーデニングや美術館に行く、本を読む、絵を描く、写真を撮る、料理をするなど、創作の時間を日常に取り入れましょう。
自分の身体と心を許していくと、今、どのような行動を自分のために取ればいいのか、自然と見えてきますよ。
実践!
自分とコミュニケーションが取れるようになってきたら、いよいよ実践です。
とは言っても、いきなりセックスするのではなく、普段の生活から始めましょう。
パートナーの有無にかかわらず、先ほど挙げたように自分の心と身体に耳を傾け行動してみて下さい。
慣れてきたらパートナーを含む、身近な友人や家族に対して自分の気持ちを伝える努力をしてみて下さい。
どこに行きたいか伝える、してくれたことに「ありがとう」「うれしい」と素直に言葉で表現する。
嫌なことや気が進まないことがあれば無理して相手に合わせることは止めましょう。
尊重し合える人間関係を築こう
相手の立場を尊重することは重要ですが、それと同じようにパートナーはあなたのことを尊重していますか?
もし違うのであれば、その相手と心から繋がり、気持ちいいセックスを体験する可能性は低いでしょう。
刺激のあるジェットコースターのようなスリルのある恋愛も良いと思いますが、あなたが本当に求めているものはなんでしょうか?
自分とコミュニケーションを取り、心と身体をハダカにして感じてみましょう。
自分にとって相応しいパートナーを選ぶのは、自己責任です。
「選ばれない、じゃなくて、選ばない」
あなたは自分という最大の味方ができたはず。
もう、一人じゃない。
寂しさや飢餓感から間違った相手を選ぶのはもう卒業!
自分にとって素晴らしいパートナーとは信頼できるかどうかが大きな鍵を握っているので、世間の常識とは違うかもしれません。
そのための失敗や失恋で落ち込むことはありません。彼らのお陰であなたは、自分にとって相応しいパートナーがどんな人間なのか、知ることができたのですから。
自分にとって相応しい相手を選ぶ目を、どんどん養っていきましょう。
セックスでも素直になろう!
自分や相手の感情を伝え合うことができる関係性が築けるようになったら、セックスでも素直になってみましょう。
セックスはコミュニケーション。
あなたが心と身体を解き放てば、相手も同じように心と身体を開き、素晴らしい一体感を得られる瞬間が訪れます。
行為中、相手と目を合わすことが重要。
相手の目が見れない場合、「相手に〇〇されている自分」「相手を✕✕している自分」に興奮してはいませんか?
もしそうであれば、それは自分とセックスしている状態。
しっかり今、目の前にいる相手と、そして自分自身と繋がり、「どうして欲しい?」「どうしたい?」など、どんどんコミュニケーションを取っていきましょう。
イク、イカないにこだわらない
お互いが精神的、肉体的に満足することに重きを置けば、イク、イカないにこだわる必要はありません。
「ありがとう」という一言や、「気持ち良かった」、「大好きだよ」など、言葉でのコミュニケーションも重要です。
挿入だけに、こだわらない
その時の体調や精神状態により、(挿入、射精を伴う)セックスするのはチョット・・・という日は、男女問わずありますよね。
その際、「セックスしたくない=嫌いになった、拒否された」と勘違いしない、されないためにも、言い方、伝え方は重要。
「体調があまり良くないから、今度したいな」など、ちゃんと相手に伝えましょう。
その際、「キスしたいな」、「抱き合いたい」、「手を繋いで寝たいよ」などがあれば、正直に伝えてみて。
セックスも素敵ですが、お互いの呼吸や肌を通して一つになる時間も素晴らしいですよね。
自分自身と、つながろう!
わたしはセックスの際、「口臭くないかな?」 とか、「ムダ毛剃ったっけ?」 とか、「ちゃんと興奮してくれてるのかな?」とか、「感じたフリしなきゃ!」とか、とにかく色々考えていました。笑
自分に自信がないから、いつまでたっても、自分を解放できず、服は脱いでも、心は閉じたまま。一番上までシャツのボタンを締めた上に、袖もズボンにイン! している状態。
相手がいくらわたしを受け入れたとしても、わたしが自分を解放することを許していない。
わたしは心の鎧を脱ぎ捨てる必要がありました。
そのことに気付くまで、リコンもしました。傷つく経験も、沢山しました。
今思えば、全部自分で自分を傷つけてきたことが原因だったのですが、そんなことにも気付かず、いつもギリッギリでした。
自分の性、自分自身に向き合うことは、簡単なことではないかもしれませんが、その分、やる価値は大いにあります。
「本当に気持ちいいセックスがしたい!」 という本能のお陰で、どん底から這い上がれたわたしが、断言します!!
できる限り自分に寄り添い、「ありがとう、ごめんね、許してね、愛してるよ」と、騙されたと思って言ってみてください(笑)
自分自身を解放すると、人にも、自分にも優しくなり、生きることがもっと楽に、幸せを感じるようになります。
本当にきもちいいセックスは、まずは自分とつながることから。
そこから、すべてが始まります。
期待を込めて正直に言うと、わたしはまだ、心から気持ちのいいセックスをしたことがありません。
しかし、自分を許せず、罰してきた当時と比べたら、イエス!
心から気持ちいいセックスをしたと胸を張って言えます。
わたしの冒険は始まったばかりです!
☆☆☆出版のお知らせ☆☆☆
わたしの小説、「Feeling good ever! お相手はポルノ依存症」が出版されました!
性はタブーなこと。
それは十分承知です。
でも、だからと言って、もうこれ以上、他人任せにしたくない。
わたしは、あなたと心から安心して繋がりたいから、自分に素直に、正直に生きていきたい!
その想いで書ききりました!
コロナの影響で性依存症、ポルノ、サイバーセックス依存症が増えていると聞きます。
依存症は、心と身体の声を無視した結果、起こります。
あなたが依存症でなくとも、本当にしたいこと、やりたいことがなにか、迷われているのであれば、ぜひ読んで欲しい!
【あらすじ】
年下のイケメンカメラマン・タケシとつきあいはじめた女性実業家の千春。淑女たるもの、殿方に求められてナンボ。なのに … なぜ、なぜ勃たぬのです? 勝負下着、風水、トンデモ宗教 — あの手この手で奮戦する中、やがて千春は気づいてしまった。なんとタケシはポルノ・AVにしか反応できないのだ!
小悪魔系AV女優・ルナ、テメーこの野郎系の母・サンダー和子、ギラギラムラムラ系経営者・峰岸 … ぶっ飛んだ登場人物たちと千春の人間模様を、軽微にそして繊細に紡ぐヒューマンラブコメディ。
膨大な情報や周囲の波に翻弄されながらもタケシを想い、必死に答えを見つけようとする千春。”本当に大切なもの”とは? 読者にやさしく問いかける。*noteで話題の小説、電子書籍化、第一弾! ※noteで掲載した第14話分を含みます
出版までの道のりはコチラ↓
【死ぬまでに】本当にしたいことをした結果、こうなった!
▶ https://note.com/feelingoodever/n/n9e9bdcac2ff1